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ハンドブック

Glyphs3 ハンドブック非公式翻訳 #2 作成

2 作成 Glyphsは、ドキュメントなしで開くと、スタートウィンドウを表示します。右側には、Glyphsのバージョンに関する情報とGlyphsのウェブサイトへのリンクが表示されます。「このウィンドウを起動時に表示」のチェックを外すと、次回以降の起動時にウィンドウが表示されなくなります。 左側には、最近開いたドキュメントのリストが表示されます。ドキュメントをダブルクリックすると、そのドキュメントが開きます。スタートウィンドウは、メニューバーのウィンドウ → スタートウィンドウからいつでも開くことができます。 ヒント:Controlキーを押しながらドキュメントをクリックまたは右クリックし、コンテキストメニューから「Finderに表示」を選択すると、そのファイルがFinderで表示されます。 プラスボタンをクリックすると、新しいGlyphsドキュメントが作成されます。すると、スタートウィンドウには、文字体系の一覧が表示されます。これらの文字体系は、最近使用したファイルがない場合にも表示されます。 文字体系をクリックし、ウィンドウの右上にある「除外」を「追加」に切り替えることで、その文字体系......続きを読む
ハンドブック

Glyphs3 ハンドブック非公式翻訳 #1 Glyphs

1 Glyphs Glyphs 3は、OpenTypeフォントを作成するためのプロフェッショナルなMacアプリケーションです。Glyphsは、単語を組みながら文字の形状を描画、編集、およびテストすることができ、繰り返し使用される形状の効率的な再利用や大規模なフォントファミリーの作成など、現代のフォント制作のあらゆる側面を管理することができます。Glyphsの機能は、プラグインやPythonスクリプトで拡張することができ、その多くは自由に利用でき、アプリケーション内からアクセスできます。 1.1 GLYPHS MINI プロ版の代わりに、よりスリムでお求めやすい価格のGlyphs Miniというアプリがあります。このアプリは、プロ版のいくつかの機能(主に補間と拡張性)を欠いており、エクスポートできるフォーマットの種類も少なくなっています。Glyphs Miniのハンドブックは、glyphsapp.com/learnから入手できます。 1.2 コミュニティ グリフは、活気あるコミュニティでもあります。私たちのウェブサイトglyphsapp.comでは、様々な方法で参加することができます。フ......続きを読む
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#002 Show Black Fill / Show Filled Preview while Editing 【Glyphsプラグイン解説 】

Show Black Fill について プラグイン名Show Black Fill一行解説編集中のアウトライン及びコンポーネントを黒に近い色で表示難易度易★☆☆☆☆難GitHub作成者Toshi Omagariカテゴリー背景表示実行方法メニュー > 表示ライセンスApache-2.0 License Show Filled Preview while Editing について プラグイン名Show Filled Preview while Editing一行解説描画中のアウトラインを任意の灰色で塗りつぶし表示難易度易★☆☆☆☆難GitHub作成者Rainer Erich Scheichelbauerカテゴリー背景表示実行方法メニュー > 表示マクロパネルライセンスApache-2.0 License こんなときに便利! 編集しながら文字の「黒み」を調整したいけど、文字が白抜きで表示されているからイマイチわかりにくいよぉ…… あーはいはい。そういう状況、あるあるですよね。 さて、この状態から文字の塗りつぶし状態を確認したい場合、プラグインを利用せずに解決するとなると…… スペースキー長......続きを読む
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Glyphsプラグイン解説 #000 ざっくり一覧&日本語解説

Glyphsアプリをお使いの皆さーん! 突然ですがGlyphsのアプリから標準で選べるプラグインのリストって見たことありますか? あれ、めちゃめちゃ豊富で、数が多すぎません……?(さっき数えたら140以上ありました) Glyphs3プラグイン一覧(2021年2月現在) みなさんはコレ、使いこなしておられますか?? 正直わたくし、使いこなせたら絶対便利だろうなーとは思いつつも、英語表記なこともあって全く使いこなせておりません!!! いつかこのプラグインたちをカッコよく使いこなせる、「スーパーGlyphs人(?)」になりたいよぉぉ〜(・∀・) と、数年間Glyphsのプラグイン一覧をただただ眺めて、憧れの「スーパーGlyphs人」になれる妄想を続けてきたんですが……やっぱり気づいちゃったんですよ、 妄想だけで「スーパーGlyphs人」にはなれない、ということに。 Adobe Illustratorなどの描画アプリなんかと比べると、初期状態のGlyphsはやたらメニュー項目が少ないです。その理由が、もしも異常に充実している「プラグイン」(と「スクリプト」)にあるのだとしたら……!? とても便......続きを読む
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#001 Show Character 【Glyphsプラグイン解説 】

Show Character について プラグイン名Show Character一行解説編集中のグリフをシステム内のフォントで表示難易度易★☆☆☆☆難GitHub作成者Rainer Erich Scheichelbauerカテゴリー背景表示実行方法メニュー > 表示フォント情報 > フォント > カスタムパラメーターライセンスApache-2.0 License こんなときに便利! よーし!漢字の「禰」をつくるぞ!! うわあああん!パスをひこうとポイントを置いた瞬間、背景の文字が消えちゃった!全く何も書かれてないと、何を書いてるかわからなくなりそう…… ……みたいなこと、あるあるですよね!! こんなときには是非『Show Character』を使ってみてください。 使用方法 メニュー > 表示 > Characterを表示を選択し、左のチェックマークをオンにします。 編集ビューの左上に、システムフォントで編集中の文字が表示されます。 これで、どんな文字を作ってたか、迷わずにすむぞ! 表示文字のフォント・サイズの変更方法 フォント情報(⌘I)のタブにカスタムパラメーターを追加することでフ......続きを読む
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Glyphsで作成した文字の一覧(文字+Unicode)を出力する方法

ないと地味に不便な『作成文字一覧の出力』 Glyphs、基本的には使うほどに「いや~こいつスゴイわ~」と感動が深まる良アプリケーションなのですが、唯一「別の某フォント作成ソフトには存在するアノ機能、Glyphsにはどうして無いの!?」と不便に感じてしまう部分がありまして……。 それが【作成文字一覧の出力】なのです。
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第一水準・第二水準・IBM拡張文字・教育漢字を表示できる、Glyphs用サイドバーを作りました。

【※重要な追記】 この記事の執筆当時、Glyphs編集画面の和文カテゴリには表題の「第一水準、第二水準、IBM拡張文字、教育漢字等のリスト」は導入されていなかったのですが、その後、公式に当記事で作成したリストを採用していただくこととなり、現在は何もせずとも初期状態で和文カテゴリに上記漢字リストが表示されるようになっています。ということでめでたく以下の記事は御役御免…ではありますが、カスタムリストの作成方法として少しでもお役に立てる部分があるかも?ということで、記録として残しておこうとおもいます。 先日ドイツ製のフォント作成ソフト、Glyphsを購入しました。 Glyphsの操作は、直感的で自由度が高く、安定感もあります。また、外国製のソフトではあるものの、製作者の方々含め多くの方の尽力もあり、日本語(CJK)を作成するための環境もほぼ整っています。公式のフォーラムでのサポートなども手厚くて、先日なんて作成中のGlyphsファイルが開けなくなった旨をフォーラムで泣きついた所、ものの数時間で中の人がバグフィックスしてくれました。ありがとうGlyphs、いいソフトです。 ちなみに私が購入した......続きを読む