さて、昨日Illustratorで作った「お買得」の文字。
まだ三文字しか出来ていませんが、試しにフォントのファイルにしてみようと思います!(・∀・)
フォント作成用のアプリケーションですが、今回はTTEditを使います。
かつてはTTEditやOTEditも初めてフォントを作る方には十分おすすめできるソフトだったのですが、最近はその性能云々の話の前に、ソフトの価格が急激に値上がりしてしまっていて…。いろいろ惜しいところです。
最近巷間ではMac用の「Glyphs」というソフトの評判が大変良いらしいです…うん、まあ、これはそのうち勉強したいかな。
まずは[TrueTypeフォントの新規作成]アイコンをクリックします。
適当に[次へ]を押していると、書体名(フォント名)を決める画面が登場します。
フォント名。実はフォント名というのは、私にとっては結構悩みのタネです。
フォントのイメージに近い名前をつけるのがもちろん良いのですが、かといって、例えば「薬局POPフォント」とかいう名前にしちゃうと、本屋さんが使いにくくなるかな?とか、細かいことが気になったりするんですよね…(・∀・)
などと考えつつ悩むこと数分、今回はみんなに愛されるフォントを目指して『たぬ英角ポップ体』と名づけました!
うん、いい名前だ!
ハンドルネーム『たぬ』き侍という人が作った、『英』文字も収録されている(予定)、『角』ばった『ポップ体』という意味ですyo!(・∀・)
いやー、将来は虹色の飛び出すワードアートとして世界に羽ばたくような、そんな愛されフォントになりたいですね。
フォントの初期設定が終わったら、TTEditの編集画面を、初期状態の「あ」から「お」の文字の画面に変更しておきます。ちょっと小さくて見えにくいですが、編集作業をする白い画面の上にある小さく「あ」と書いてあるのが、現在編集している文字になります。
さて、ここでIllustratorに戻ります。
そのままIllustratorの「お」のパスをコピー…といきたいところだったのですが、アピアランスを使って作成しているため、残念ながらこのままでは元の骨格の部分しかコピーが出来ません。なので、アピアランスを分割してパスに変換します。
[編集]-[アピアランスの分割]、
[編集]-[分割・拡張]、
[効果]-[パスファインダー-合流]。
これで、アピアランス効果だった部分をパスとして実体化し、輪郭部分をTTEditに貼り付けることができるようになりました。
最後に、グループ化を解除して、緑色だった部分のパーツを1つずつ消しておきます。
「お」の部分のパスをIllustrator上で選択し、TTeditで[貼り付け]をすれば…
TTEdit上に「お」の文字を貼り付けることが出来ます!
(※もし、TTEditに貼り付けても、アウトラインだけで黒い部分が表示されない場合は…
インクのようなアイコンを押すことで塗りつぶし部分の表示の切り替えが出来ます。)
同様に「買」「得」の文字もコピペして、フォントファイルを保存。TTEditを終了します。
さて、エクスプローラーを開き、保存したフォントファイルを、わくわくしながらダブルクリックしてみましよう!
な、なにもなーい!(・∀・)
そりゃそうですね、だって三文字しかつくってないんだから…。「brown foxがなんちゃらかんちゃら」とか、「Windowsでなんちゃらな世界が広がります」とか、そういう見本の文章に使われる文字を一切作ってないんですから…。
いやしかし、ここでめげずに「インストール」ボタンを押して、フォントをインストールしてしまいましょう!
今日はここまで。続きはまた次回…
(本日の作業時間 約1時間)
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