――あなたはこんな事、感じたコトありませんか?
「自分の手書きフォント作ったら、年賀はがきの手書き部分で手抜きできるかも」
「自分の手書き文字で作ったフォントを履歴書に使って、面接担当にドヤァしたい」
「フリーフォントってロクなのないよね、だって漢字全部入ってないし」
「フォントって値段高いよね、たかが文字に何千円とか何万円とか」
…わかる!わかるよ!(・∀・)
そう考えていた時期が私にもありました。
これからフォントを作りたい人に捧ぐ!!
(というのは表向きで、本当は「私こんなに頑張ったよ」とアピールするための記事です)
たぬき侍流・「フォントの作り方!」
第1回/現金と時間の準備編
高品質なゴシック体や明朝体は全く別の話として、単純な手書きフォントを作ること自体は(クオリティさえ追求しなければ)難しい技術は必要ありません。
なぜなら、フォントづくり作業の中心は
- 「原稿に文字を書く」
- 「原稿をスキャン」
- 「スキャンした画像をフォント作成ソフトにコピペ」
という単純作業がメインで、基本的なパソコンの知識があれば十分だからです。
しかし!
ある程度の収録文字数があり、実用に耐えるフォントを作りたいのであれば、技術以外に用意しておくべき必要なものが2つあります。
それは、「いくらかの現金」と、「膨大な時間」です。
以下に、今回作成した『たぬき油性マジック』を例にあげて説明します。
現金
- フォント作成用ソフト(TTEdit):8,000円(当時)
- A4コピー用紙 約1,000枚:約1,200円
- 筆記用具(油性マジック約56本):2,800円
(購入はダ○ソーだが、大人の事情により消去)
現金 計:12000円
なお、この他にプリンター・スキャナー、当然ながらPC等も必要です。
フォント作成ソフトのTTEditは、30日の試用期間が設けられています。この30日間を利用してフォントを完成させることも可能ですが、フォントを配布する場合には必ずTTEditを購入する必要があります。試用期間を経過しても未送金の場合は、たとえ自分が作成したフォントファイルであっても、そのファイルの使用は許可されていませんのでご注意ください。許諾内容については改変されている場合もありますので、詳細については必ずTTEdit販売元の武蔵システム公式サイトで確認するようにお願いします。
また紙代や筆記用具代なども、単価は小さいものの、7000字以上の膨大な文字を書くとなると『たぬき油性マジック』の場合で4000円程度とそれなりに費用がかかります。
時間
- 文字を書く時間:1文字あたり平均25秒×7520文字=188000秒=約52時間
- スキャンした文字をTTeditに貼り付ける作業、大きさ等の調整作業:1文字あたり30秒×7520文字=225600秒=2506.7分=約63時間
- その他(テンプレート作成・印刷、用紙のスキャンなど):約10時間
時間 計:約125時間
書くスピードや作業効率など個人差はあるかと思いますが、私の場合でおよそ約125時間。例えば1日2時間の作業なら約63日、2ヶ月ほどかかった計算になります。
家族や他人の邪魔が入らず、1日10時間頑張れるなら…三連休を二回潰せばいけるかも?という程度の時間でしょうか。
と、このように多少のお金と時間は必要…
あっそうそう。
【現金】と【時間】以外に必要なモノがもう一つ。
フォントづくりが完了すると、フォントファイル以外に、大量の生原稿が生成されます。
ある程度の収納場所も確保しておきましょう。
コメント
フォントDLさせて頂きました!!
最近、フォントに目覚めました。
しょかきうたげ5,000円を購入しました。
たぬきフォントが無料なので、
ビックリしました。
趣味、年賀状などに細々と使用したいと考えています。
大切に使わせて頂きます。
ありがとうございます❗
我是个自学ps和ai的普通人,很感谢您这么辛苦做的字体愿意分享大家个人使用,幸苦啦
[…] フォントの作り方 第1回 はこちらです。 […]
[…] 手書きフォントの作り方 第1回 用意するもの編 | たぬきフォント […]
[…] 用意するもの編 […]
はじめまして。
…お金以上に、労力に脱帽です。そして本当に感謝致します!!無料配布される心意気に涙が出ます。。ありがとうございます!
フォントDLさせていただきました。
私はイラストレーターですが、どうしようもないほど悪筆なので、フォントがないと本当に生きていけません。
趣味&仕事で使わせていただきます。本当の本当にありがとうございます。
フォントDLさせて頂きました!!
フォント作り…とても大変な作業なんですね…(驚)
これがフリーだなんて…!!(驚)(驚)
本当にありがとうございます!大切に使わせて頂きます!!