インターネット上での書き込みやTwitterなどで、AviUtlに『全児童フォント』をインストールした際、「フォント一覧に表示されない」「AviUtlのアプリが落ちてしまう」等の現象が発生しているという書き込みを複数拝見しました。
当方の環境(Win10)にてAviUtlをインストールして確認しましたところ、AviUtlの起動は出来ましたが、フォント一覧内の『全児童フォント』のうち、無料版のOTF及びTTFを選択すると、入力したテキストが文字化けしてしまう現象を確認しました。(有料版ではOTF・TTFともこの現象は発生しませんでした)
不具合の詳細な原因については不明ですが、同じ条件で作成した『全児童フォント』有料版OTF・TTFでは現象が発生しないことから、『全児童フォント』無料版のフォント名である、「全児童フォント フェルトペン教漢版」という名前の文字数に起因する不具合ではないかと推察いたしました。
そこで、『全児童フォント』無料版のフォント名を短く改変したTTFフォントを作成しAviUtlにて使用したところ、当方の環境においては、現状問題なくAviUtlにテキストを挿入することが出来ました。
今回の検証で作成した【ファイル名が短い全児童フォント】は、記事下のリンクよりダウンロード出来ます。
もしAviUtlにて『全児童フォント』の無料版を使用したい方がおられましたら、以前にインストールした『全児童フォント フェルトペン教漢版』をアンインストールしたあと、以下のリンクより、フォント名が短いバージョン、『全児童フォント ペン教漢T』をインストールしてお試し頂ければ、と思います。
こちらのファイルが動作に問題なく安定して使用できるようであれば、現在ダウンロードページにて配布中のTTFファイルを、正式にこちらのファイルに差し替えることを検討しています。
もしよろしければ、この記事のコメント欄にてAviUtlでの動作についてのフィードバック等をお寄せ頂ければ幸いです。
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